ゲゲゲの鬼太郎を読もう
先日、漫画界の巨匠水木しげる先生が亡くなられました。
ずっと好きな作家さんで幼い頃から鬼太郎のアニメや漫画を見てきた自分としては非常に残念です。
これを機会に全ての鬼太郎に関する漫画を読もうと思った時に多くの出版社から鬼太郎関係の本が出ていてどれを手にとっていいか分からず調べてみた
ゲゲゲの鬼太郎
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水木しげる大全集を揃えていけば間違いないのだけど結構いいお値段なので各社から発売されていて比較的購入しやすいものを載せていきます。画像をクリックしてもらうとAmazonの商品ページにいきます
まず
角川文庫から出ている文庫で全6巻で見れます。
幽霊族ということ以外現在のヒーロー象と違い特別な力もなく邪悪なガキです(笑)
そこが面白いんですけどね。
2008年にアニメ化もされていました。万人受はしないと思いますがオススメです。
表紙はゲゲゲの鬼太郎になっていますが2巻の途中まで墓場の鬼太郎が収録されています。
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鬼太郎夜話(1967年 - 1969年、月刊漫画ガロ)
鬼太郎夜話には貸本版とガロ版があるらしくガロで掲載された完全なバージョンが読めるのはこれしかないらしいです。
ガロで掲載されていたもので一部内容をカットしてあるものなら中公文庫コミック版の8巻と9巻に収録されています。
少年マガジン/オリジナル版 ゲゲゲの鬼太郎の2巻から5巻に収録
アニメ化に伴いタイトルを墓場の鬼太郎からゲゲゲの鬼太郎と改題した歴史的瞬間が納められています。
中公文庫 コミック版のゲゲゲの鬼太郎1、2巻に収録
怪 VOL.22 (2007.02)に全話収録(全3話)
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死神大戦記(1974年、学研劇画文庫)
文庫で上巻下巻に別れて発売されています。
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鬼太郎の世界お化け旅行(1976年、少年アクション)
中公文庫コミック版ゲゲゲの鬼太郎3巻かちくま文庫の鬼太郎のお化け旅行
収録内容は同じみたいです。
ムフフな鬼太郎が堪能できます。個人的には一番好きだったりします。
「UFOの秘密」、「太古の秘密」、「地上絵(ナスカ)の秘密」の全3話構成で講談社KCスペシャル 新ゲゲゲの鬼太郎第1巻に3話とも収録されています。「UFOの秘密」は角川文庫『鬼太郎の地獄めぐり <水木しげるコレクション(1)>に「地上絵(ナスカ)の秘密」は角川文庫『天界のゲゲゲの鬼太郎 <水木しげるコレクション(5)>』に収録されていますが「太古の秘密が収録されているのはこれから出る水木しげる大全集を抜きにするとこれだけみたいです。
新ゲゲゲの鬼太郎に関しては全てコンプリートするにはバラバラに購入しないといけないみたいです。全24話
「UFO宇宙突撃隊」「ロケットハウス」「不思議な家」「わんたん妖怪」
「タイムマシン」「かくれ蓑」「二人狸」
ゲゲゲの森の鬼太郎 (角川文庫―水木しげるコレクション)に収録
「幽霊自動車」
その後のゲゲゲの鬼太郎 (3) (扶桑社文庫)に収録
「竹やぶの小人」「エンバン実験」「猫町切符」「狸ばやし」「宇宙人落下」「奪衣婆」「つきもの」
「ムーン大王」「海坊主」
「メキシコの石」「終末株式会社」「透明人間」「悪魔博士」
「影くい猫」
講談社漫画文庫『水木サンの猫』
「死人列車」
角川文庫『鬼太郎の地獄めぐり <水木しげるコレクション(1)>』
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大ボラ鬼太郎(1980年、DONDON)
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雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎(1980年 - 1981年、月刊少年ポピー)
全部で26話あってほとんどは80年代に発売されたコミックの最新版ゲゲゲの鬼太郎のコミックスに収録されていますが
「ゲゲゲの鬼太郎・特別編」は1985.12.30発売のコミックボンボン冬の増刊号か2007年8月に発売された別冊ボンボン『ゲゲゲの鬼太郎 総集編』にしか収録されていません。
「地獄の妖怪狩りツアー」「武器を奪われた鬼太郎」「ぬらりひょんの逆襲」「大決戦!鬼太郎よ永遠に」「幽霊大戦争の巻」は当時のコミックボンボンか「水木伝説『別冊水木伝説 鬼太郎外伝2』」にしか収録されていないそうです。プレミア価格になっているので最新版ゲゲゲの鬼太郎をすべてまとめて文庫で出してもらいたいものです。
リアルタイムでコミックボンボンで読んでいたので非常に思い入れの強い作品
鬼太郎の作画はこの頃が一番好きです。文庫で全3巻
ちくま文庫『京極夏彦が選ぶ! 水木しげるの奇妙な劇画集』に収録されていてゲゲゲの鬼太郎/セクハラ妖怪いやみも収録されています。
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墓場の鬼太郎/妖怪小学校
水木しげる大全集を予約するともらえる「水木しげる漫画大全集 未発表作品/未完成作品・未定稿集の別巻1」に収録されているもので完全に書下ろしらいいです。
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ねずみ猫の巻
月刊少年ライバル : 2014年2月号に収録されています。
事実上最後の鬼太郎かもしれません。現在単行本に未収録
紙媒体の本でゲゲゲの鬼太郎を全部読もうと思うとなかなか難しいかもしれません。
リライト版や幼児向け雑誌などなど多数あるので完全網羅とは言えませんが上記に記したものを集めていけばある程度は把握できると思います。
電子書籍版ならebookから発売の鬼太郎大全集というものが出ていて”ほぼ”読めると思います。平林 重雄氏監修なので間違いないはずです。
参考サイト
rar zip mizuki